事業の概要について

Life Seed Laboは、未来型農業塾 推進協議会がKCJ GROUPと東京大学先端科学技術研究センター 人間支援工学分野中邑研究室と協同し、柏の葉オークビレッジにて開講している農と食のラボです。

1.事業目的

農業と調理体験を通して、新しい社会的課題の解決策を探求する諸活動を行います。
また、社会参加を行うにあたって障がいを持つ人々を含む多様な人々が、農業や調理を通じて多様なかたちで社会参加する方策を探求することを目的としています。さらには、災害等の非常事態の食糧の確保においても、日常的な備蓄を促進していくことによりバリアに強いコミュニティー創生を可能にする効果的な方法を探求し、啓蒙を行います。

2.事業内容(計画)

  • (1)「農と食の学びのプラットフォーム;LIFE SEED LABO」事業
    学校や社会に不適応の子を含む小学生が野菜栽培とその調理を行い、自然の循環を感じながら学んでいきます。また、支援する高齢者との交流や、タブレットPCを用いたコミュニケーション等を通じて、教科の枠にとらわれない知恵と生活力を磨いていきます。
  • (2)「防災啓蒙セミナー」「BOSAI食づくりワークショップ」事業
    自然農法の一手法である「種団子」を蒔きその土地に合う野菜を育てることによって、非常時に必要な食糧備蓄が可能になり、野菜を囲んでのコミュニケーションによって、非常事態のバリアに強いコミュニティーの創出に繋がることを啓蒙します。また、長い復興期間中の健康維持と心理的回復を促進する為に、非常食だけではなく野菜で保存食を作り備えることや、復興生活先で野菜を育てることで命を繋ぎ心身を元気にする“BOSAI食”という新たな概念を普及させていきます。
ホームへ戻る