Daily Archive: 2014年12月26日

Dec 26 2014

Kids Life Seed Labo 第1回

2014年12月23日から、Kids Life Seed Laboがスタートしました。場所は、サスティナブルなスマートタウンの生活スタイルを提案する湘南T-site内にあるFERMENTです。FERMENTは食とものづくりスタジオで、デジタル工作機器を自由に利用でき、デジタル家電などが揃ったシェアキッチンが組合わさったオープンスペース。そんなスマートシティならではの農と食のプログラムを展開できればと思っています。 第1回のテーマは「アースチェックとクリスマスパーティ」 まずは新たにできたスマートシティの土のチェックに街に繰り出しました。果たして野菜を育てるのに適した土壌になっているのか、アースチェックです。公園内の土を水分量や色、におい、虫などの観点からチェックしていき、様々な土を持ち帰りました。最終的には、ph検査液で土の酸度をチェックします。 今回も土の特徴をよく捉えた命名で土を表してくれました。その一つ一つのphをチェックしたところ、アルカリ性に傾いた土が多いことが判明しました。新しく作られたスマートシティだけに、外から持ち込まれた土がほとんどでこのような結果だったことも考えられます。野菜を栽培することを考えると、少し酸化させるためにピートモスなどを混ぜ土壌も街とともに育てていく必要があるかもしれません。子ども達も土の性質を知るための一つのメジャーを手に入れて、真剣な顔つきで研究者のような手つきで土壌チェックしました。   その後、T-site内で電気で育てられているレタス、ルッコラ、バジルなどの葉物野菜を収穫しに行きました。苗から2週間で収穫できるほど育つというPanasonic製のPlant Facroryは、災害のことなどを想定すると非常に頼もしいと感じました。   後半のキッチンでは、巻寿司と生春巻きをひたすら巻きに巻いて、ロール料理に挑戦です。できた巻物はきれいにカットして、収穫したサラダで作ったクリスマスツリーを飾り付けるオーナメントに。色鮮やかで華やかなクリスマスツリーの完成です。食べられるクリスマスツリーを囲んで一足早いMerry Christmas!!

Dec 26 2014

防災食ワークショップ 2014

2014年12月7日、国立京都国際会館にて「防災食ワークショップ」を開催しました。今回は10種類以上の種と粘土と土でつくる「タネだんご」と保存食だけでつくる「めしのタネ」を作りました。畑で備蓄することや日々の食事を工夫していくことが、万一の備えになることを学ぶ機会となりました。 昨年同様、会場内では障がいのある人や高齢者の自立した生活を助ける電子情報支援技術(e-AT)とコミュニケション支援技術(AAC)の普及を目的とする「ATAC」というカンファレンスも催されていました。 障がいと防災、一見何の共通項も見いだせないようなこの二つも、実は「困難について考える」という点で結びついているように思います。何不自由なく生きている人であっても、災害がいつふりかかるかは分かりません。その非常事態において初めて体験する困難は、もしかすると障がいのある人たちが日々抱える困難と同じであるかもしれません。こうした視点に立って日常を豊かにしていけば、それが非常時に備えることに繋がるように思います。皆さんも是非この機会に日常を見直してみてはいかがでしょうか。